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2025年 6月 29日 定期考査のすゝめ
こんにちは担任助手2年の小池です。
さて、6月ももうじきに終わるこの頃、みなさんが一番気になることを当てましょう。
…そう期末テストですね。みなさんそれぞれが高得点を取ろうと奮闘していると思います。
ですが、ちょっと待ってください。
立ち止まって考えてみると、この定期考査というイベントはなにか目的があって行っているはずです。一体何でしょうか。
それは日々の学習がしっかり定着しているかどうかということです。
ではなぜ日々の学習が定着しているかどうか調べるのか。
もちろん成績評価のためというのもあるかもしれませんが、真の目的は大学受験に合格できる学力を身に着けるために他なりません。
ではそれを踏まえるとどうすべきか。
定期考査はもちろん大事ですが、その意味を考えずとにかく範囲内を網羅しようと勉強しても、おそらく大半の内容はテストが終わったら忘れてしまうでしょう。
そこでみなさんにお勧めしたいのが、定期テストと受講の両立化です。
具体的には、取得講座の中でテストの範囲とかぶるコマを優先して受ける、があります。
高速マスターを取得している人であれば、空き時間に高速マスターを1ステージ勉強するというのも一つの方法です
定期テストはあらかじめ範囲が設定してあるためその範囲を何周もすればたしかに高得点が期待できます。
しかしながら、大学受験に範囲は存在しません。無制限です。
そんな受験を前にして、たとえば2週間一切受講講座や高速マスターなどのコンテンツに触れなかったとしましょう。
テスト終わり後に再開したとき、前に学習した内容はいったいどれほど覚えているでしょうか。
またそもそも再開するときにかなりの労力が必要になるだろうということは容易に想像できます。
だからこそ受験勉強をとめることはお勧めいたしません。
今までの勉強ルーティーンがすべて水の泡になってしまうのは何としても避けたいです。
それでも「定期テストはしっかりやりたいし…」という人、いると思います。
そんな人に一つ提案です。
それは「定期テストの勉強を有意義なものにする」ということです。
つまりその勉強が前日の徹夜で詰め込んだ結果、3日経ったら記憶から消えていくようなものでなく、受験勉強の一環として機能し得るものであればいいわけです。
大学受験は、日々の授業やテスト、部活などで予定が埋まっていく中どれだけ勉強の時間を捻出できるかというのも考えなければならない期間だと思います。
ぜひあなただけの勉強方法を確立して下さい。
それはこれからの夏休みの勉強のみならず大学生、ひいては社会人になってもあなたの強さとなるでしょう。
みなさんの勉強がより有意義なものになることを願っています!
小池