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2020年 5月 11日 志望校が決まらない人へ

こんにちは!

担任助手1年の楠田穂々美です

 

受験生のみなさんは先日の説明会で

志望校について考える時間を確保するよう

 

加藤校舎長からお話がありましたが

実践できていますか?

低学年のみなさんも志望校について悩んでいる時期だと思います。

志望校が決まらないと受験へのモチベーションが維持しづらい

…つまり勉強が続かない!!

なので志望校決定は早いに越したことはないです。

 

とは言えすぐに決定できる人の方が少ないですよね。

志望校に悩んでいると一口に言っても様々な悩みの種類があると思いますが

今回はその中でも国公立大学か私立大学かという観点で

私の経験をふまえながらお話しします。

こういう人もいるんだ!という気持ちで参考にしてもらえると嬉しいです。

 

私自身、最終的な第一志望校が決まった(私立大学のみ受験する事を決意した)のは

高3の11月末でした…

え??遅くない???と思われた方、大正解です

 

というのもそれまで私は

第一志望は私立大学第二志望は公立大学という状態でした。

第二志望にために受験科目を増やし二次試験の論述の勉強に時間を割くなんて

少しおかしな話かもしれません。

ですが私大3教科に絞ってしまうのもなんだか気が引ける…わかります!!

 

どちらが正解とは言えませんが、今振り返ると個人の意見としては

早い時期に3教科に絞らなくてよかったです

 

なぜなら現代社会(政治経済)、地学基礎、生物基礎など

の勉強を通して身に付く教養は大いに役立ったからです。

 

具体的には、現代文や英語長文を読むときに

背景知識があるのとないのでは読む速さが断然違います

また、論述の練習では表現力だけでなく思考力考えをまとめる力がつきます。

 

実際に私は上智大学にTEAP利用という方式で合格しましたが

論述問題を含む思考力を問うテストだったので

(興味のある人は調べてみてください!)

直前期まで多教科、論述を勉強していたおかげもあると思っています!

また早稲田大学文学部・文化構想学部では

国語で例年にはない論述問題が出題されましたが、

動揺せず柔軟に対応できた気がします。

(実はここが第一志望でしたが残念ながら不合格でした。)

 

それではなぜ国公立大学の受験をやめたか?

それはやはり第一志望への思いが強く、それに特化した勉強に専念したかったからです。

また苦手な日本史にかける時間を増やしたかったからです。

正直、数学・理科基礎から解放されたい思いもありました…

 

「私大専願は逃げだ」と言う人もいるかもしれませんが、

私は人それぞれ自分の志望校に向けて戦略を練って何が悪い!と思います。

ただ、早すぎる時期に選択肢を狭めてしまうのはもったいない上に、

先ほど述べた利点もあるということを

念頭に置いてみてほしいです。

さすがに高3の11月末は遅すぎるので真似しないように!(笑)

 

どちらにせよみなさんには後悔してほしくないので

最終的には自分で決定できるよう

強い意志を持ちましょう!!

 

二子玉川校には多様な受験方式や受験経験を持った担任助手がいるので、

ぜひ気軽に相談してください!

 

 

1年 楠田穂々美