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2020年 4月 14日 部活をまだまだ頑張る君へ

 

みなさんこんにちは!

担任助手3年の佐々木です!

 

校舎が閉まってからまだ1週間も経っていませんが

みなさまお元気でしょうか?

このような状況になってしまっていると

曜日感覚も鈍ってしまっていますね…

 

 

さてさて、本日は

3年の遅くまで部活をする人にメッセージを!

とのことだったのですが、

インターハイも様々な競技で中止が決まり、

部活をもう引退してしまう人も多いのではないでしょうか?

そんな中残る選択をする人はごくわずかだと思います。

 

今日はそんな人のために。

また、最後は低学年の人のために。

お話ししていきたいと思います。

 

 

僕は高校時代、

青稜高校でサッカー部に所属していました。

(みなさんの中で青稜高校と言ってわかる人が

果たしてどれくらいいるでしょうか?

気になる人は調べてみてね!)

 

この部活は例年、3年生は5月末から6月の頭には全員引退してしまいます。

そう、インターハイ予選が最後の大会になるのです。

実際に自分もそうなるはずでした。

 

しかし、実際にインターハイ予選が終わってみても、

「終わったんだな」

という感覚は全くありませんでした。

このとき自分は達成感がなかったのです。

 

なぜそう思えなかったのか。

その原因は最後の試合の終わり方に

原因があったのではないかと考えています。

 

「試合にはいつか負ける。

今日は自分はいいパフォーマンスができた。

だから負けたけど悔いはない。」

 

そんな風に考えている自分がどこかにいたのだと思います。

今思えば、この感覚のまま受験勉強に入っていたら

中途半端に勉強していたのではないかと思っています。

 

 

さて、その高校生の時の僕はあることを思いつきます。

 

先輩たちは誰もやっていなかったけれど

もう少し部活に残ることはできるのかな?

 

部活に3年生が一人だけ残ることは

他所から見たら変に見えるかもしれませんが、

別にそんなことにお構いなしな私は

7月末まで部活に残ります。

 

 

そして自身の引退試合に臨む事となります。

忘れもしません。2017年7月20日です。

 

大会の一試合でもなく、勝っても負けても最後の試合。

味方は全員後輩達。

慣れ親しんだ同期のメンバーではなく、

ましてや代替わりして間もないチーム。

 

精神的に自分がリードしなければいけない。

自分がこのチームを勝たせなければいけない。

その責任を確かに感じていました。

 

結果的にはその試合には負けます。

「やることはやった。」

その思いは変わりませんでした。

ですが、

「今日、後輩達と一緒にプレーしたことで

この新しいチームの中に何か残せたのではないか。

最後までやり切ることがプラスになったのではないか。

受験生活もきっと最後までやり切った先に何かあるに違いない。」

そう思うようになりました。

 

この想いが、自分の受験生活を最後まで支えてくれたと今でも思っています。

 

 

長々と語ってきましたが、今日伝えたかったことは

3年生として最後に何を残すか。

 

それができるのは高校生の今しかないと思っています。

 

今でもチームメイトと会うと

「最後まで残ってもよかったな」

という話をよく聞きます。

 

なんで早期引退を選択するか。

それは勉強に不安があるからです。

 

3年生になると

「部活中に勉強のことが頭をよぎってしまう」

という人がとても多いように感じます。

 

大学生になった身からすれば、それはとてももったいない!

 

目の前のことに集中して頑張るのが一番です!

 

また、早期引退の後悔とともによくこんな話を聞きます。

「高校1年生の時からしっかりと勉強しておけば

3年生になって部活残ろうっていう選択肢もあったな」

 

そう、みんな勉強が不安で仕方ないのです。(2回目)

 

ここで、低学年のみなさんに伝えたいこと!

今のうちから勉強を計画的にやっておくと

大学の選択肢が広がるだけでなく

高校生活の選択肢も広がりますよ!

部活ができない今だからこそ

高校生活の選択肢を広げるために勉強しておきましょう!

 

 

長くなりましたが

以上、佐々木のお話でした!