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2025年 10月 25日 失敗から学ぼう
みなさんは何かに失敗したことはありますか。
誰しも失敗は怖いし、「できれば失敗したくない」というのが普通の感覚だと思います。
しかし殊に勉強においては失敗をしない人の方が却って危ない可能性があるんです!
というのも今まで失敗をしていない人は、いざ失敗したとなった時にどう対処すればいいのかわからなくなってしまうことが多いんですね。
またそういった人はいわゆる完璧主義の傾向が強いため、物事に対して自分が満足するまでそのクオリティを高めようとします。
もちろんそれはある面ではプラスに働く良い性質といえるでしょう。
しかしもしその考えがあっても行動が追い付かない、つまり自分が考える理想と実際の自分とにギャップがある場合、どうなってしまうでしょうか?
おそらく「自分はできないやつなんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうことでしょう。
では反対に失敗をしたとしてもそこから教訓や学びを得る人はどうでしょうか?
その人は確かに失敗はしたものの、それを自分事として受け止め、次は失敗しないように反省し、改善しようと努めます。
そのため一度間違った問題や考え方をすぐに正しい方向に修正することができます。
結果、ミスすること自体が少なくなるのです!
みなさんにはぜひ後者になってほしいと私は思います。
そしてこのタイプの人は受験勉強においても強いです。
たとえばミスの中でも一番多い「ケアレスミス」。
このミスを「しまった、ちょっとミスった。まあ次気を付ければいいか。」と考えてしまう人、いませんか?
ケアレスミスは、たしかに計算ミスとか、不注意によるミスであることが殆どです。
しかし、たとえケアレスミスでもミスはミス。
本番の試験では厳密に「誤答」として処理されるため、同じようなセリフを言うことはできません。
だからこそ今からケアレスミスを一つ一つ潰していく必要があるんです。
またその時にできるだけ効率的にできないかという視点も持ってください。
たとえば計算ミスであれば、見直す時に1ケタ目を足してみて、その数が違えば計算が合っていないことがすぐわかります。
そのためわざわざ長い計算を最初からやる必要もなくなります。
このようにケアレスミスをなくす方法自体は色々あるので、みなさんにそれぞれのやり方を見つけてもらいたいと思います。
大切なことは
「ミスを恐れずに問題に挑むこと」
そして
「失敗から次に活かす行動をする」
ということです。
最後に「ミスを恐れない」という話に関連して、東進ハイスクールの講座の一つである「高速基礎マスター」という基礎力養成に役立つコンテンツを取り上げます!
長くなってしまうのでここでは詳しくは言えませんが、この「高速マスター」は単語を一通り覚えた後、最後に理解度を測るためのテストがあります。
このテストはコンテンツ内の全範囲(1800単語)から出題され、さらに2回連続で合格しなければなりません。
そして先ほど言った「ミスを恐れない」というメッセージをここで伝えたいです。
お察しの通り、1回目合格したとしても2回目不合格だった場合は判定は不合格となり、1回目からまた演習しなければなりません。
ですがここまで読んでくださったみなさんなら、そのことが全く問題ではないということは理解していただけたと思います。
致命的なのはミスを改善できないまま本番の試験でも誤答となってしまうことであり、後の日々の演習や模試の成績などかすり傷にすぎません。
失敗を恐れるどころか、
「失敗=自分の成長」につながる
というマインドでどんどんチャレンジしていきましょう。
みなさんの第一志望校合格を心から願っています。
小池







