未知との遭遇 | 東進ハイスクール 二子玉川校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 5月 2日 未知との遭遇

 

大学に入学して早四年、

担任助手を始めてもう二年になりました。

時が過ぎるが本当に早く感じます。

寿命もあっという間にきそうです。

 

さて僕は、

この二年間で担任助手を通して

様々な人に会うことができました。

確固たる志を持ちストイックに成長する人

趣味を極めようとする人

自分を変え、成長した人

もちろん学べたのは

よい部分以外にも人間性全般を

知ることができました。

 

僕は中高一貫の男子校に通い

6年間同質な仲間たちと

ぬるま湯の中で過ごしてきました。

確かにそういった環境は

楽だしそこにしかないものもあります。

しかし、それは同時に成長可能性を

狭めていると思います。

環境の変化があって進化が起こったように

成長には変化が必要なはずです。

そういった点、

様々な生徒に出会えるこの仕事は

変化そのものだったと思います。

生徒に加え

自分と違う生き方をして

これからもしていくであろう

同僚から詳しく話を聞くこともできました。

 

色々な人間を知り刺激を受けることは

もちろん自分を成長させてくれますが、

それだけではありません。

異質な人間を知ることで

人間関係の構築がうまくなるはずです。

 

研究者でも営業でも

人間に生れ落ちてしまった以上

人間関係は避けられません。

更に成功するためには

人間関係においてプロになるのが

重要だと思っています。

そうなる第一歩が異質な人間を

受け入れることです。

異質な人間を受け入れることは

確かに難しいでしょう。

簡単だったら

民族・宗教戦争なんて起こりえないはずです。

しかし、担任助手の仕事は

どんな人間であれ生徒を

受け入れる必要があります。

こうして簡単に異質な人間を知ることができます

 

何にせよ他者を受け入れる寛容さが

自分も他者に幸福をもたらすってことです。

 

説教じみた事だらだら書いてきましたが

担任助手を2年間やってきてよかったです。

もちろん後悔が無いと言えば

嘘にはなりますが、

本当にありがとうございました。

ここで出会った人と

また道が交わることがあれば

その時はよろしお願いします。