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2026年 5月 23日 「人生は勉強で切り拓ける」
担任助手の小池です。
季節はすっかり夏。外へ出ると半袖の人も増えてきた今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、この度私生活の多忙につき担任助手を卒業する運びとなりました。
そのため本ブログが私の担任助手人生で最後のブログとなります。
いうなれば「最終回スペシャル!!」ですね。
スペシャルということもあって今日のブログは長めです、ご了承ください。
もし「悠長にブログなど読んでいる暇はない!」という方は最後の部分だけでも読んでくださいね。
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早速本題に入る前に、みなさんに一つ確認したいことがあります。
「勉強」と聞くと、みなさんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
「面倒くさいもの」「テストのためにやるもの」「嫌でもやらなければならないもの」でしょうか。
おそらく多くの人のイメージとして、机に向かって問題集をひたすら解き続ける、そんな姿が頭に浮かぶと思います。
確かに、それもれっきとした勉強の一つです。
ですが私は、「勉強」という言葉は本来もっと自由で、もっと広い意味を持っていると考えています。
例えば、電車に乗っている時にふとこんなことを思ったことはないでしょうか。
「駅の案内や掲示の言語が、日本語以外は英語・中国語・韓国語がほとんどなのはなんで?」
「改札の近くを通ると“ポーン”って鳴るアレは何?」
「女性専用車両があるのはなんで?男性専用車両はないの?」
実は、この「なんでだろ?おかしいな?」と思った瞬間から、勉強は始まっています。
勉強とは、単に知識を暗記することだけではありません。
“知らないことを知ろうとする行為”そのものが勉強なのです。
そして私は、この「知ろうとする姿勢」こそが人生を切り拓く力になると思っています。
世の中には、自分の思い通りにならなかったり、考えても答えが出なかったりすることがたくさんあります。
将来何をしたいのかわからない
人間関係がうまくいかない
努力しても結果が出ない
周囲と比べて落ち込む
「自分はダメだ」と思ってしまう
ですが、そうした悩みは、考え方を変えれば“問い”ということができます。
「なぜうまくいかないのか」
「どうすれば改善できるのか」
「自分にはどんな特徴があるのか」
こうした問いを持ち、考え、調べ、試行錯誤することもまた勉強です。
例えば、毎日なかなか朝早くから起きられなくて困っている人がいたとします。
そこで「自分は意志が弱いからダメだ」で終わるのではなく「なぜ起きられないのか」という”問い”の視点で考えてみる。
原因は睡眠時間なのか、スマホの使い方なのか、生活習慣なのかを調べる。
すると、少しずつ改善策が見えてきます。
この過程には、単語や公式の暗記をすることも、図形を描いたり複数資料を読み取ったりするといった行為はありません。
それでも、これを立派な学びだと言わずして何と表現できるでしょうか。
”勉強”といわれると、私たちはどうしても学校の教科を学習することばかりに目が向きがちです。
しかし実際には、人との接し方も、時間管理も、仕事も、趣味も、失敗も、すべて一つの”学び”につながっています。
とはいったものの、「では学校の勉強には意味がないのか」というとそうではありません。
「古文・漢文なんて今使われていない言語を学んでどうするんだ」
「微分積分なんて将来絶対に必要ないだろ」
「英文解釈?翻訳アプリで十分事足りるじゃないか」
そう思ったことがある人もいるでしょう。
ですが、この疑問を持つこと自体が、実は勉強の入り口です。
「学校で古文を学ぶのはなぜか」
「数学が必要とされているのはなぜか」
「英語教育が続いているのはなぜか」
こうした疑問を持ち、自分なりに調べていくと、その背景にある歴史や文化、社会の仕組みが見えてきます。
すると、今まであなたの中では単なる「暗記科目」だったものが「人間が積み重ねてきた知識」に変わります。
今、私たちが当たり前のように使っている様々な知識は、すべて過去の誰かが「なぜ?」を追い続けた結果です。
数学の公式も、歴史の研究も、科学技術も、誰かが疑問を持ち、調べ、考え、まとめたからこそ今の私たちは利用できます。
つまり勉強とは、「先人たちの問いの積み重ね」でもあるのです。
そして現代は、昔よりもはるかに勉強しやすい時代です。
スマホ一つで世界中の知識に触れられるし、動画で学ぶこともできる。
本も、論文も、ニュースでさえも、検索すれば簡単に見つけることができます。
だからこそ、大切なのは「自分には無理だ」と最初から諦めないこと。
勉強が苦手な人の中には、「頭のいい人だけができるもの」と思っている人もいます。
ですが本来、勉強は一部の特別な人のものではありません。
わからないことを知ろうとする。
できなかったことをできるようにする。
失敗した原因を考える。
他人の考えを知ろうとする。
これらはすべて勉強です。
人生は、突然大きく変わることばかりではありません。
むしろ、小さな学びの積み重ねによって少しずつ変わっていくものだと私は考えています。
「昨日より少し早く起きられた」
「苦手だったことが少しできるようになった」
「人の気持ちを前より理解できた」
こうした小さな失敗と成功の積み重ねが、やがて人生を前へ進めていきます。
だから私は”人生は勉強で切り拓ける”と思っています。
勉強とは、テストの点数を取るためだけのものではありません。
自分の世界を広げ、自分の可能性を増やし、人生をより良くしていくための力です。
大切なのは、「知らない」で終わらせないこと、「なんでだろう」と思う気持ちを持つこと、そして、その答えを探そうとすることです。
かくして、今日も私たちは勉強し続けます。
その一歩一歩の積み重ねが、未来の自分を支えてくれる力になると信じて。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログを読んだみなさんが、少しでも人生をよくしようと思っていただけることを祈っております。
担任助手3年 小池






